ニュース・お知らせ

2017.03.14
【重要なお知らせ】丸徳海苔の衛生管理ならびに製造工程について
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ノロウイルス対策と製造工程の状況報告


拝啓 時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
先日、他社にて2月28日の御坊市と立川市にて刻み海苔が原因だとされるノロウイルスによる集団食中毒が発生致しました。
付きましては、運用しております衛生管理と弊社製造工程をご報告申し上げます。

敬具



1、生産加工工程
味付のり・焼のりの製造過程にて「焼き上げ」を行います。
その際の焼き加工温度の設定を200℃~250℃としており、ノロウイルス予防に関して、通説の中心温度85℃の加熱殺菌と比較してもより有効です。
又、原料によって厚み等異なる為、焼むら、バラつきの無いよう検品しております。

2、衛生管理状況
【感染予防対策】
①始業前に、全従事者の健康チェックの実施
下痢・腹痛・吐き気(嘔吐)・手指化膿創・その他の確認を行う
症状を確認し場合によって自宅待機、作業場の変更によって対応
家族にノロウイルス発症者がいる場合は自宅待機
②作業服・帽子・マスク・ビニール手袋の着用
③手指の洗浄・消毒の徹底
④作業中の手指の消毒(1時間毎)

【発症者が出た場合の対策】
①発症者は自宅待機
②発症者が係わる該当商品のノロウイルス検査

【従業員教育】
①予防策として、手洗いの徹底、健康管理、製造環境の衛星保持の徹底
②症状がある場合は速やかに受診し、症状が治まっても、嘔吐・下痢の症状がなくなるまで発症後1週間は自宅待機するよう指導
③嘔吐物・排泄物の処理方法として、塩素系消毒液で消毒を指導
嘔吐物の付着した衣類は廃棄
嘔吐物の付着した場所周辺は塩素系消毒液で拭き取り処理

又、この度問題となっております、「株式会社東海屋」「いそ小判海苔本舗」との原料・副資材・仕入商品に関する取引は一切ございません。
今後とも、より一層の安心安全な製品作り、品質管理に努めて参りますので、よろしくお願い致します。

以上

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